いつもリンデ カルトナージュにお越し下さりありがとうございます。
長かった桜の季節もそろそろ終わりを迎え、ツツジが華やかに咲き揃う頃合いとなってきました。
今年のゴールデンウィークは、5連休ということでお出かけの計画を立てられている方も多いのではないでしょうか。
月半ばごろからペンのラインナップも少しずつ変化しているリンデ店内。
なかでも、シャッシャッ、と紙を擦るような書き味のセーラー社の万年筆はとりこになる方も多くいらっしゃいます。今回は、洒脱なカラーリングが魅力的な一本のご紹介です。
こちらは日本の初夏をイメージしてデザインされています。
ボディは軽量ですが、メタルグリーンの重厚感ある色合いのため高級感ある印象を演出します。ディティールに配されたゴールドのカラーコンビネーションもばっちり。クラシカルながら、渋い味わいの個性を感じさせるペンとしてオススメしたい一本です。
ここで考えてしまうのが、「何色のインクを入れるか」問題。五月に向けて新しいインクへの切り替えを考えておられる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
ひとまず思い浮かぶのは、スタンダードなブルーブラックやブルーグレーのインク。
同じセーラーの”ジェントルインク”のブルーブラック、ヤンセンインク”ニュートン”あたりの落ち着いたトーンが、締りのあるシャープな雰囲気を醸し出します。
またヤンセンインクの”チャイコフスキー” のグレーや”バッハ”、”ヴェートーベン” のブラウン系とも馴染みが良さそうです。
これからの季節にぴったりなパイロットの色彩雫シリーズ”躑躅(つつじ)” を入れて、センス光る組み合わせにトライしてみるのも楽しいですね。
インクのことも考えながら、ぜひ一度手にとってお確かめください!
野津がお届けしました!