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好きです。ガラスペン(手紙のじかん 振り返り)

IMG_4224ご参加15名、15枚の絵を並べて浮かび上がった“大作”。
ガラスペンとインクだけで描いたハガキサイズの鳥の絵が、昨日、見事に調和しました。

IMG_4201ガラスペンアーティストの佐々木亮平さんをお迎えしてお届けした今回は、
ガラスペンとインクの新たな魅力を知るいい機会でした。

IMG_4096ペンの先端だけでなく、“腹”をつかう色づけ。
佐々木さんが独自にあみだし、得意とする技法を、
ご本人が惜しみなく披露、教示くださった甲斐あり、
参加者(全員初心者)一人ひとりの独創性が力強く花開きました。

IMG_4116手紙好き男女が集結して臨んだ主なワーク内容は、
IMG_4161万年筆インク(水溶インク)のグラデーション。
IMG_4120IMG_4168佐々木さんの下絵にそって、自分好みのインクを数色選んで、
慎重に線を描いていきます。
IMG_4128IMG_4149IMG_4165IMG_4213インクボトルに次々と伸びる手。
IMG_4132IMG_4188IMG_4129時には上から配色を確認!IMG_4081ちょっとのコツとアイディアでいくらでも表現がかなうガラスペンの魅力。
次に書く手紙に生かさない手はありませんね。
今回も率直に、楽しかったです!

絵を描く? 文字を書く?

いつもリンデ カルトナージュにお越し下さりありがとうございます。

今月末の「手紙のじかん」は、ガラスペンをテーマに据えた内容ということで、
たくさんのご参加のお申し込みをいただき、現在定員いっぱいとなりました。ありがとうございます。

装飾性と実用性の高さを兼ね備え、リンデでも万年筆と並んで人気のあるガラスペン。

日本を発祥の地とし、当初は竹製の軸にガラスのペン先をついだ形をしていました。
その後「ひねりガラスペン」という名前でボディを含めオールガラス製のペンとなり、
海外でも製作されるようになりました。

リンデではこれまで、ドイツとイタリア2カ国のガラスペンをご案内してきました。
FullSizeRender 2握り心地がなめらかで安定した書き味の”Cipin Glas”。
この夏よりデザインが一新され、シンプルでモダンな印象へ。

FullSizeRender 3装飾の美しさが際立つヴェネチアングラスの”TOMMASI”。

それぞれに特色のある美しい筆記具です。

またこの2種類に加え、新たにフランス”HERBIN”のガラスペンもご案内できることになりました。
FullSizeRender 4“HERBIN”のガラスペンは、これまでの二つに比べしっかりした太さのペン先が特徴です。
文字を書くだけでなく、ペン先の角度次第で細やかな描線から広い面の塗りといった
絵やイラストを描くための様々な表現を行なうことができます。

ペンをお持ちでない方はもちろん、ガラスペンで普段絵を描かれる方にもおすすめの一本です。

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FullSizeRenderシンプルなシルエットのタイプとデコラティブなフォルムのタイプ、
それぞれ握ったときの安定感が異なりますので、グリップの感覚をぜひ一度お確かめください!

野津がお届けしました!

万年筆を「素材」で選ぶ

いつもリンデ カルトナージュにお越し下さりありがとうございます。

九州北部もようやく梅雨明けを迎えたと思いきや、七月も下旬に突入です。
ついこの間まで向かいの城跡へつながる道の木陰にベンチが設置されていたのですが、なんの気まぐれか、いつのまにやらすっかりその姿を消していました。
ささやかな憩いの場がなくなり、少し寂しさを感じる今日この頃です。

FullSizeRender 9最近のリンデにはさまざまな万年筆が並んでいますが、みなさんはペンを選ぶ際に、ボディの「素材」に注目されたことはあるでしょうか。

万年筆といえば、プラスチックや金属を本体に使用したものを思い浮かべることが多いと思います。
ですが、大理石のような模様のアウロラ樹脂やイタリアのムラーノ・ガラスを採用したものなど、実はバラエティに富んでいるのです。
FullSizeRender 6このように軸として「木材」を採用した万年筆もあります。

FullSizeRender 7このペンは、ボディに木材を幾層にも重ねた上で樹脂加工を施した「コムプライト」と呼ばれる素材が使われています。水に強いのが特長で、安心して洗浄してお手入れすることができます。

FullSizeRender 8ショートサイズのカスタム98やステラ90Sに近い大きさで、重さをあまり感じません。

温かみある木軸とスマートな印象のシルバークリップのコンビネーションは、メリハリが効いた一本です。
この異素材の組み合わせにより、ナチュラルな質感を洗練されたイメージにクラスアップします。

普段見かけることの少ないユニークなデザインに、周囲の注目を集めること間違いなし。
一風変わったデザインをお探しの方は、ぜひ一度お試しください。

野津がお届けしました!

夏の”パターン・ペン”

いつもリンデ カルトナージュにお越し下さりありがとうございます。
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7月も半ば、暑さの盛りを喜ぶかのようにお濠の蓮も次々と美しい姿を見せています。

先日、ふとしたきっかけで「溽暑」という言葉を教えてもらいました。辞書を引いてみると「湿気が多く、蒸し暑いこと」。「土潤溽暑」という形で使われることもあれば、夏の季語として詠みこまれることもある言葉だそうです。梅雨明けこそ発表されていないものの、夏の暑さが到来している今の時期にはぴったりの言葉ですね。

店内もガラスペンや涼しげなカラーの万年筆など、夏の装いにぴったりのペンが並んでいますが、
なかでも目をひくトロピカルなペンがこちら。
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ACUMEのローラーボールです。
ローラーボールはペンの構造的にはボールペンと同じですが、水性インクを使用しているという点が一番の違いで、油性ボールペンよりもインクフローが格段に良く、インクが自ら滑っていくような筆記感覚です。
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線の太さは、どちらかといえば太め。はっきりとしたラインです。
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ローラーボールの多くはボディにプラスチック樹脂を使用しているため、ペンとしても軽量なイメージがありますが、こちらは金属ボディですので、しっかりとした重量があります。重さがあるとそれほど力を加えなくても自重で筆記できるため、思った以上に書きやすいのが特長です。
デザインも他のペンでは見られないユニークで大胆なパターンのものばかりですので、ジャケットの胸ポケットに忍ばせて注目を集める一本となります。

この夏の装いとして、ぜひお手にとってお確かめください。

野津がお届けしました!

ガラスペンを持ち寄りましょう(7月の手紙のじかん)

リンデ カルトナージュにおこしくださりありがとうございます。

もはやリンデの“顔”ともいえる筆記具のひとつ、ガラスペン。
ドイツ製造の機能的なフォルムに、
美しきマーブリングを施したスタイリッシュなデザインは今なお突出した人気です。
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先日、SNSの投稿でもお知らせしていましたが、店頭ガラスペンのデザインが一新しました。

従来の滑らかな書き味はそのままに、
握りやすい形状のシリーズが新たに加わり、選択肢の幅が広がりました。
旧来のデザインが見られなくなるのは残念ですが、それは物の道理。
この新しいペンを、新しい気持ちで、愉快・痛快にご提案していきたいと思います。

ところで、7月のお知らせを。

こちらも先日のSNSにアップしておりましたが、
7月の手紙のじかんは、ガラスペンを使ったワークを皆さんにお楽しみいただきます。

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講師は佐々木 亮平さん。

佐々木 亮平(ryohei sasaki)
1985年福岡生まれ、福岡在住。 
2007年よりライブペインターとして活動を始め、福岡を拠点に各地で活動。
2013年に参加したLivepaintDOJOでkaikaikikiより『GEISAI賞』を受賞。
この受賞をきっかけに、本格的に個展や作品提供などの活動を展開。
2014年…初個展を東京の半蔵門にあるAGRAで開催。同年カルチャーマガジン『WIRED』での公募企画CREATIVE HACK AWARDにて奥田一平との共作がノミネートされる。
2015年…2回目となる個展をANAGRAで行う。同年、中目黒にある「HATOS BAR」と「KINFOLK lounge」にて個展を同時開催。また、雑誌の『THE DAY』にデザインパーカーへの作品提供と、ZINEを制作し提供。また、BEAMS での作品展開。「BEAMS T」への作品提供と併せてBEAMS 原宿での作品展示も。
2007年から作風は様々に変化を遂げてきたが、今年に入り“岩”、“石”のモチーフに始まり、日本特有の剪定が施された庭木(主に槇/真木)の描写をしている。九州を旅して出会ったコトやモノ。庭や庭師を訪ね、インスパイアを受けたものを描いている。 

ガラスペンを巧みに操り、独創的なアートワークを手がける、
今リンデが(勝手に)熱視線をおくるアーティストです。

IMG_0366実施内容を打合せた先日も、彼はさり気なく私の前にペンを取り出し、
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実に軽妙なタッチで、何とも言えないインクグラデーションを披露してくれました。

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というわけで、
毎夏リンデがテーマにする “ガラスペン”を使った手紙のじかんは、
佐々木 亮平さんをお迎えして、ガラスペンとインクが織りなすアートワークに挑戦します。
「自分は絵心がない……」大丈夫です!下記2つの方法で、どなたも楽しんでいただけます。

【佐々木 亮平とガラスペンアートの世界】
【日時】7月30日(日)14:00-16:00
【場所】リンデ カルトナージュ
【最大定員】15名※お一人様参加大歓迎
【参加費】3,200円(紙、店頭インク使用込み)
【内容】ガラスペンを使って佐々木さんとともに絵を描きます。
①ガラスペンの構造を活かした面白い描き方のノウハウ
②佐々木さんの下絵をガイドラインにして色を塗る“大人の塗り絵”
【持参物】ガラスペン、お気に入りのインクをお持ちの方はぜひお持ちください。活用方法が広がります。
※ペン、インクともに貸出し可。作品お持ち帰り用のバッグを持参ください。
【その他】インクの付着が心配なかたは、エプロン、インクがついても良い服装でおこしください。

【問合せ・ご予約】
info@keitime.com 09011937106 K代表・古賀
info@linde-cartonnage.com 092-725-7745 リンデ カルトナージュ・瀬口

フラッシュバック。6月の手紙のじかん

リンデ カルトナージュにおこしくださりありがとうございます。

6月の手紙のじかんは、
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おいしく、
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終了しました。
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すいかを食べに、もとい、
カリグラフィーに親しんでくださったご参加のみなさん、
今回も楽しいひととき、ありがとうございました。

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近ごろ、従来の回を受講した皆さんの多くが、
手紙のじかん各回で得たカリグラフィーの基礎知識やデコレーションスキルを
ご家庭にもち帰り、日常のさまざまなシーンに応用しておられることを小耳にはさみます。

その声はまさに、私たちが理想としてきた現象です。

手紙のじかんは、自宅で再現できる“手軽さ”に着目し、
あらゆるテーマを通じてこれまでどおり、手紙の魅力をみなさんにお届けしたい一心です。

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6月は、参加者思い思いの言葉をカリグラフィーにしたためた後、“テトラ”を製作!
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大きさや紙の色を変えれば、七夕の短冊代わりにもなりそう!
リンデは気に入りの紐やリボンを組み合わせて、自宅のオブジェにしようと思います。

またひとつ、手紙の“応用”をインプット。

初島先生には毎度、紙の汎用性の高さと再現の楽しさを教わってばかりです。
いつもありがとうございます。

6月の手紙のじかん

リンデにおこしくださりありがとうございます。
アミュプラザ博多「F:BOOK STORE」出店につき、お休みしておりました「手紙のじかん」。
今月(6月)より再開します。このほど詳細が決定しましたので、お知らせします!

今回も初心者のためのカリグラフィーをテーマに、
講師・初島さつき先生、K古賀由美子さんととともにお届けします。

初島先生が営むカリグラフィー講座(@スタヂオポンテ)は通常、
習練をともなう西洋の習字であり、
入門編だけを切り取る内容は、リンデだけの特別開催となります。
絶好の機会をたくさんのかたに活用いただきたいと思います。

今回の成果物は、テトラ型メッセージタグ!

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【日時】6月25日(日)14:00-16:00
【場所】Linde CARTONNAGE 福岡市中央区大手門1-8-11 サンフルノビル2F
【お申し込み】定員15名になり次第しめきり
予約フォーム→ http://keitime.com/evententry
【参加費3,000円+資料、材料費600円】初島さんオリジナルの資料&ガイドシート、紙、材料、インク使用
【持参物】
・ポインテッドペン
※ ペンのお申し込み者は上記から予約することも可能なうえ、店頭販売も可能です。
※ 好きな文章、当日書く言葉(英文)を考えてきてください
※ 資料や作品をお持ち帰りいただくバッグ、クリアファイルなどは各自ご用意ください。
【その他】
初心者、経験者、関わらず、どなたもご参加いただけます。
※店舗でもインクをご用意しております(今回もかなり豊富です)が、ご自身の使用したいインクがある方はご持参ください。
【内容】
はじめ:初島さんデモンストレーション
前半:基礎練習(初島さんオリジナルのガイドシートを使用)
後半:飾っておける、テトラ型のメッセージタグを作ってお持ち帰りください。中にちょっとしたものを入れて、、メッセージを読むのも、開けるのも楽しみですね。
何をいれよう、何を書こう、開催までどうぞ楽しくなやんでください。
【問合せ・ご予約】
info@keitime.com 09011937106 K代表・古賀
info@linde-cartonnage.com 092-725-7745 瀬口

書きながらふと思うこと

いつもリンデ カルトナージュにお越し下さりありがとうございます。

このところ、汗ばむような陽気が続きます。お濠の水面に浮かぶ蓮の葉も日毎に数が増えてきました。
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手紙用品店である当店、ご来店くださったお客様からしばしば「今では書くこと自体が少なくて」「送る相手もいなくて」とのお声をいただきます。
スマートフォン・SNS全盛の昨今、メッセージを伝えるためにわざわざ手紙というツールを使うことに「今さら?」と疑問を持たれる方もいらっしゃるかもしれません。

一方で、「なぜだか手で文字を書きたいと思った」「文通を始めたくなって」とご来店くださる方もじわりじわり増えているという印象もあります。

おそらく単に相手と連絡をとるだけなら、手紙である必要はないのでしょう。
便箋と封筒を用意して、手で書いて、切手を貼って投函する。相手の目に触れるまでにはさらに時間がかかる。
あらゆる情報が飛び交う現代社会のなかでは、とてものんびりしたツールです。
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しかしそのような要素を煩わしさと捉えずに、相手が受け取ってうれしくなるようなレターアイテムを探したり、
思わず筆記したくなるペンを選んだりして、手紙にはとことん楽しむことのできる要素がある。美文や美文字が書けなくったって、エンターテイナーのように相手を喜ばすことができる。そのように続いてきた手紙はまたひとつのカルチャーであると言えるでしょう。
IMG_6727と、お手紙を書きながらふと思ったのでした。

野津がお届けしました!

まずは”気軽に”書いてみる

いつもリンデ カルトナージュにお越しいただきありがとうございます。

先日取り上げていただいたおでかけ動画マガジン「ルトロン」にて、
リンデ紹介ページの後編がアップされました。

紹介ぺージはこちらより
たまには、スマホではなく手紙で気持ちを届けませんか? 文具店「リンデ」のレターアイテム3選

受け取るとうれしい手書きの手紙も、いざ書こうと思うと
「何を書けばいいものか」と悩まれる方も多いかと思います。
まずは気軽な気持ちでペンをとり、普段の生活におけるささやかな出来事を書き出してみる。
「そういえば、あんなことがあったな」「こんなところを、見つけたよ」
文章を連ねていくうちに、言葉を選びつつ手を動かすひとときがとても豊かなことに気づく瞬間があります。

スマートフォンやSNSの登場により、思いや出来事をインスタントに共有することができるようになった昨今だからこそ、自分らしさを表現し、かつ、相手の心に残る「手書きの力」が注目されるのだと思います。

リンデでは、その時間をより楽しく、面白く味わってもらいたいという思いで、
これからも「書く」ことの魅力を含めてご案内いたします。

野津がお届けしました!

一番大事なことは

自分にしか書けないことを、
誰にでもわかる文章で書く。

これは、今年度の講義資料として購入した
井上ひさし氏の本で目にした一節。

(ライターとして)仕事の本質を突く言葉であるとともに、
(手紙用品店として)手紙を書くという行為にもずばりと当てはまる心得と感じました。

後者については、店頭でお客さまから質問を受けることが多く、
例えば、手紙といってもどんな風に書けばいいかとか、字に自信がないとか、
その場で瞬時の返答につまる経験をしてきました。

それもそのはず。私は店屋だから。
手紙はペンと紙があれば、誰でも “それくらい” 書けると思ってきました。

しかし、そうじゃありませんでした。
それはなぜか。

文具は道具にすぎない。

もっと言えば、
文具は(手紙の)基本にすぎないから。です。

つまり、基本のもっと手前である、
根本を失念してはならぬよ、という点。

そんな著者の一節に、私はハッとするわけです。

店屋は物だけ売っとったってあかん。

自分ならではの体験を自分の字で表せる手紙のおもしろさ。
この根本の楽しさを私たち(リンデ)が届けずに誰がやるというのか。

根本の上に基本があることを忘れず、

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文具をご提案していきたいものです。

店主