必要ありましたら

いつもリンデ カルトナージュにおこしくださりありがとうございます。

本日は(も?)鬼塚よりお届けします。
日ごろからリンデのオリジナル便箋をお楽しみいただいているかたなら、そろそろ新作リリースを期待する時期に差し掛かっているのではと推測しています。しばらくお待ちください。

ところでこのところ、無地のブルーやホワイトの便せんを盛んにお求めいただくかたの中から、ガイド(罫線)付きの便せんを探しているという声を耳にします。私たちの場合、縦横どちらの筆記にも順応するようにと無地の紙を便せん化しているとはいえ、人によって(恐らく多くの人が)は文字をずらさず真っ直ぐに書くことが不得手という状況も本来考慮すべきところです。
この伊東屋 “箋” のご提案はそうした意図ではじめています。
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創業明治15年、古くから多くの作家に愛されてきた枡屋の特漉きの紙を使用した “箋”。筆記適正にすぐれ、滲みにくく、裏抜けしないよう工夫を施されているのが魅力の一つ。光の照り返しによる目の負担にも配慮し、紙は反射を和らげるクリーム色となっています。
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罫線はグレーと茶の二色展開、美しい余白と正方形の囲枠がクラシックかつ上品な雰囲気を漂わせます。
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罫線のデザインや配色は筆記の邪魔にならず、上質な書き心地を実感できます。万年筆だけでなく、ボールペンや鉛筆でも気持ち良く使えるという点も、同社の書くことへの弛まぬ探究心を改めて感じさせる逸品です。

鬼塚でした。