夏の”パターン・ペン”

いつもリンデ カルトナージュにお越し下さりありがとうございます。
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7月も半ば、暑さの盛りを喜ぶかのようにお濠の蓮も次々と美しい姿を見せています。

先日、ふとしたきっかけで「溽暑」という言葉を教えてもらいました。辞書を引いてみると「湿気が多く、蒸し暑いこと」。「土潤溽暑」という形で使われることもあれば、夏の季語として詠みこまれることもある言葉だそうです。梅雨明けこそ発表されていないものの、夏の暑さが到来している今の時期にはぴったりの言葉ですね。

店内もガラスペンや涼しげなカラーの万年筆など、夏の装いにぴったりのペンが並んでいますが、
なかでも目をひくトロピカルなペンがこちら。
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ACUMEのローラーボールです。
ローラーボールはペンの構造的にはボールペンと同じですが、水性インクを使用しているという点が一番の違いで、油性ボールペンよりもインクフローが格段に良く、インクが自ら滑っていくような筆記感覚です。
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線の太さは、どちらかといえば太め。はっきりとしたラインです。
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ローラーボールの多くはボディにプラスチック樹脂を使用しているため、ペンとしても軽量なイメージがありますが、こちらは金属ボディですので、しっかりとした重量があります。重さがあるとそれほど力を加えなくても自重で筆記できるため、思った以上に書きやすいのが特長です。
デザインも他のペンでは見られないユニークで大胆なパターンのものばかりですので、ジャケットの胸ポケットに忍ばせて注目を集める一本となります。

この夏の装いとして、ぜひお手にとってお確かめください。

野津がお届けしました!