リンデにおこしくださりありがとうございます。
(昨日のSNSにアップしたNさんの作品)
「切手」をテーマに、前回に続き佐々木亮平さんと挑むガラスペンアートをお届けした9月の手紙のじかん。
ところで、今回なぜ切手をテーマに据えたかと申しますと、
そうそう(って誰も聞いてない?)、これこれ(って誰もわからない?)、ベルギーです。
去る8月、リンデが旅したベルギーで目の当たりした(ほぼ)すべてを展示する
イベント《BELGIUM SIGHT》のいわば “前夜祭” (初日は10/7ですが)にしようと考えた私は、
現地滞在中、撮り溜めた写真を佐々木さんに引き渡し、
無数にある写真の中から彼の目にとまったものを、いくつか下絵におこしてもらいたいと依頼しました。
その答えがこちら↓
モノクロ写真と見紛うほどの下絵に、切手のフレームがついているではありませんか!
実は、本展(10/7〜31)では、今回の旅程でお世話になった現地の方々へ、
リンデが手紙を送るという“公開書簡”もひっそりと実施することになっており、
佐々木くんときたら、それをも “匂わせる” 粋な計らいをしてくださったのです(ありがとう!)。
ブリュッセル、アントワープ、ブルージュ、ゲント……。
それぞれに異なる景色や文化、習慣、トレンドをもつ都市の風景。
彼が描きおこした下絵を見ると、今にもあの時間の感動がフラッシュバックするような心地になりました。
昨日の会冒頭は、土産話とも、井戸端会議ともつかぬ、
的を射ない話でしたが、リンデの渡航話を皆さんにお裾分けした後、
佐々木くんの下絵に、参加の皆さんが思い思いの色をのせて切手を制作。
言うまでもなく、インディビジュアルな作品が続々と仕上がりました。
無心で描くひととき。
今回もすっかり定刻を過ぎての終了となりました。