(やっぱり)なんてこった

リンデ カルトナージュにおこしくださりありがとうございます。
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「ペンをつくる」。
みなさんはどんなものを想像されたことでしょう。

答えは “アルミ缶” でした。
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……っといけない!
工程をすべてお見せすることはできませんが、
身の回りの生活品(素材)で、ペンまで作れてしまうとは、
いやはや初島先生。文具(もっと踏み込めば筆記具)屋リンデ、お手上げ白旗降参でございます。

ところで初島先生によれば、対合する金属の隙間にインクをとおし、
紙に落とすペン先の角度を変えることによって様々な線を描くことができるペンを、
ルーリングペンというそう。

製図用に開発されたドイツが起源のペンは、
(これも初島先生によれば)瞬く間にカリグラフィー業界にも普及したとのこと。
もちろん、先生ご自身もマイ・ルーリングペンをお持ちでした。

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今回は同ペン(ルーリングペン)の形状にならい、
同じ原理でおもしろい線を表現できるペンを
全員で製作、さらには書き味を調整しながら作品づくりにも挑みました。

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3着物姿(帯は“銀座結び”)の初島先生。
今回も参加者一人ひとりに書き方のコツを教えてくださいました。
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13ダイナミックな文字が万年筆インクの美しさと相まって、アートピースのような輝きを放ちます。
7気づくと床には、机上に収まりきらない“練習紙”の数々。
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さて、
4回シリーズでお届けしてきた、手紙のじかん〜めくるめくカリグラフィーの世界〜。
次回5/22(日)からは内容新たに、カリグラフィーの魅力、楽しさをより深くご案内します。

講師は引き続き、カリグラファーの初島さつき先生。

今月までの“第1クール”を振り返って感じているのは、どの回も自宅における再現性があり、
どちらかといえば日常生活に無理なく応用できる内容だったこと。

やって終わりというにはもったいないスキルという側面もある一方、
カリグラフィーそのものの深淵を学ぶ機会になりました。

下手でも、毎日欠かさずできなくても、時折思い出して手を動かしてみることくらいできるかな。

「欧米人の中にでさえ、正しいアルファベットを書く人は少ない(=下手な人が減っている)」。

初回講座(1月)に、初島先生が口にされた一言を思い出します。

私たちはいったい、一日にどれほどペンを握っているでしょう。
文具屋の陳腐な商売文句でなく、ちょっと努めて字を書いてみる意識って、
大事かもしれません。いや、大切だな。

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今回も学び多き “じかん” でした。