リンデ カルトナージュにおこしくださりありがとうございます。
暦の上では立秋を迎えようとしていますが、
酷暑これからといったところです。
7月最後の日曜に開講した「手紙のじかん」は、ブック・バインディング(装丁)」でした。
今回も講師、初島さつき先生の指導のもと、美しいデモンストレーションを目の前に、
厚紙と本文(中身の紙)、外側の紙だけを使い、本を作りました。
参加者各自で持参した用紙やリンデにある洋紙(表紙に使う紙)を
外側に使うペーパーに用いることにより、完成サイズは同じでも、
まったく雰囲気が異なる本が完成するはず!そう意気込みながら、力強く会がスタートしました。
リンデは、店のペーパーから切手のパターンが素敵なA4紙を抜擢!
まず中の用紙を半分、またその半分、といったようにきれいに折ります。
ここで油断すると、「中の用紙が外側に飛び出しちゃうんです」と初島先生。
用紙を折れたら、次ははサイズに合わせて切ったペーパーを、表紙部分となる台紙に糊づけ。
手早くムラなくつけるのがポイント!
ブック・バインドではペーストと呼ばれるデンプン糊を使うので、乾燥が早く、うまく糊づけするのが難しいのですが、さすがは器用な皆さん、さっと仕上げられていました。
その後、本のノド(背表紙の内側にあたる部分)に色違いの紙を貼り、中の用紙と組み合わせ、最後にノドに貼った用紙と同じようにそれぞれの表紙裏にも紙を貼って完成です。
参加の皆さんの完成作品も集めて記念の一枚!
こう並ぶと、どれも魅力のあるブックばかりです。
今回も、大満足の会でした。
初島先生、ありがとうございました。