かえってきた “美手紙” の回

リンデ カルトナージュにおこしくださりありがとうございます。

毎月最終日曜に実施の「手紙のじかん」。
今年はカリグラフィー講座を中心に、ゲスト講師を招いての内容が大半ですが、
このところ純粋に「手紙を書く」時間の提供が疎かになっていることもあるし、
時には “原点” に立ち返るのもよかろうと、「挿絵のある美手紙」をテーマに、
ワークショップをおこないました。

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お気づきですか?
挿絵といっても、部屋のなかにあるものを描くのではありません。

その対象は、
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身辺の秋。つまりは外。
シティ・ハイクしながら、秋を探すといった風情です。

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先導はリンデ、といきたいところでしたが、福岡城跡並びに舞鶴公園一帯を、
日ごろから“自身の庭”と公言されるK(ケイ)の古賀由美子さん。

この日は赤のハットにサングラスと、“ガイド役”にふさわしいシンボリックな
コーディネートとともに、時に、市史や史跡のあらましをまじえながら、
参加者を誘導してくださいました(これがまた、歴史好きにとって「へぇ」と感心する内容が多くて…)。

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一行は一路、福岡城天守台跡を目指します。
緩やかな勾配をゆっくり歩いていると、枯葉まじりの木立ちや冷たさ含む風に、初冬の気配すら感じます。

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外国人観光客の姿も近ごろすっかり馴染みになりました(今年は観光での訪日外国人数が初めて2000万だか3000万を突破したとか言ってたっけ)。

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城郭らしい狭い暗がりを抜けると…。

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見事なシティ・ビューが広がります。

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古賀さんのかけ声で記念撮影を!(もはやこれは史跡ツアーだ!)

と、写真ばかり撮っていては主旨変わってくるので、
描きたいと思う風景を目に焼きつけたり、写真データに保存したりして下絵を描くことに。
仕上げ(色づけ)はリンデに戻ってから。
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万年筆や水彩絵具で描く秋の風景。素材収集後に戻った暖かい店内で、
参加者一人ひとりが、静かに筆をすべらせる様子は(その写真を取り忘れるほど)、
穏やかかつ安らぎに満ちたものでした。

食欲も芸術も運動も秋が向くといいますが、
手紙を書くという感性の働かせかたも、この時期、あなたにオススメしたいと思います。

11月の手紙のじかんもお楽しみに。